2012年12月17日月曜日

只天命をやすんじてうれへず


 いつも気持ちが落ち着いた状態でいて、がたがた騒がない。ゆったりと構えて、何かにあるいは誰かに対して迫っていったりしない。和やかにして荒々しい行いはしない。必要以上に喋ったりしないし、声高に発言したりもしない。アホみたいに大笑いをしない。いつも感謝と喜びを感じで生きており、無闇に怒ったりしない。失敗したなぁと思うような過ぎ去ったことに対しては、反省するのは一回にして何度もうじうじ考えない。

 今あることをそのまんまどんと受け入れておれば、自然と心気は充実してくる。これが養生の道。

 養生といえば、体のことばかりに目を奪われがちなんだよね。でも養生訓を読んでいると、心のありようが重要なんだということを、何度も言っているよね。仏教のお話や、老荘思想のお話を聞いているようだね。

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