2012年10月28日日曜日

凡(およそ)薬と鍼灸を用るは、やむ事を得ざる下策

 ちょっと調子が悪くなると薬を飲む。調子が良くても何か飲むという人がいますが、それは上策とはいえません。特に西洋薬の薬効というのは人によっては副作用(害)となるものが多いのですから、どうしてもの時に中止して服用するというのが基本です。


漢方薬や鍼灸などにしても同様です。いわゆる西洋医術よりもなんとなく体によさそうな気がするのでしょうし、実際体にかかる負担は少ないのかも知れませんが、それとて合う合わないがあります。ですから、薬や鍼灸を用いるのはやむを得ないときにすることなのです。

漢方薬は、その人の体質や体調に合わせたものでなければ、かえってからだの調子を損ないます。

鍼灸は基本的に体内に滞ったものを逃がしてあげるような術なので、体調に合っていなければ、かえって元気を失うことになります。

 ついでに言えば、サプリメントと呼ばれるものを使用して、ちょっと健康になったつもりになるというのもまずいと思いますよ。そんなことより養生を心がける方が余程マシでしょう。宣伝に踊らされないことです

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