2012年10月18日木曜日

内慾をこらゆるを以って本とす

 野生の動物は、必要以上にえさを捕らないといいます。ところが人間の場合は、大脳新皮質の進化(退化?)に伴ない、知恵、知性、理性、とともに欲望が強くなってきたみたいで、体が必要とするもの以上の摂食行動が見られるようになっています。メタボリックシンドロームが問題となるということは、欲望のコントロールがうまくいっていない場合も多いのでしょう。

 飲みすぎなんて言うのもあります。私だって何度も二日酔いを経験してきました。情けないと思うけどどうしてもね。ただお酒を飲むのも体力がいるので、年とともに飲まなくなってきました。

 欲望の赴くままに過ごせば、体の抵抗力が落ち健康を損なうのは道理。抵抗力が落ちれば、ちょっとした病気から大病になっていったりもします。

 内欲をコントロールする必要がある点をいくつか上げてみると

 食べすぎ、飲みすぎを慎む
 色欲を慎む
 睡眠をとり過ぎない
 感情に流されず心の乱れを制御する
 
 う~ん、なかなか難しいところもあるようですが、時折こんなことも考えながら、少しだけ内なる欲望を制御する、ということは必要かもしれませんね。

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