2013年1月17日木曜日

是養生の四寡なり(おもひ、慾、飲食、言)

 生きていると気がかりなことが次から次へと出てくるね。でも本当に気にかけなきゃいけないことかどうか、見極めたほうがいいね。スパッと思い切れば、気にしなくていいようなことにまで関わっていけるほど人は強くないし、生きている時間も限られているわけだからね。

 欲望を満たすと刹那の満足は得られても、ほんの少し時間が経てばもう次の満足を求めているのが人間だね。そんな欲望、追っかけていれば限がないから、どこかで息切れしちゃうね。

 薬を飲まなきゃいけないくらい、飲んだり食ったりしていいわけないよね。飲食を控えめにしておけば、胃腸も肝臓や腎臓も疲れてしまうことはないから、長持ちするし、普段の調子もよくなるね。

 テレビをつければ、やたらとしゃべる人ばかりが出てくるね。ちょっと見る分にはいいのだけれで、そのうち疲れてテレビを消しちゃうね。テレビの世界で生き残るには、目立たなきゃいけないから、とにかくしゃべり続けるのだろうけど、あれば命を削って仕事をしていることになるのだろうね。一般人はそんなことする必要ないよね。言葉にもエネルギーがあるね。その言葉を出すということはエネルギーを使っているんだね。使いすぎはよくないね。

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