友人との会食でおいしいものを前にすると、食べ過ぎることが多いが、そのとき充分満足するほど食べてしまうと、後で体に障るものである。
貝原流の食に関する養生の要点を、かいつまんで読んでいるわけだが、「楽の極まれるは悲の基なり」というのは、飲食にとどまらず、人生全般に言えることなのだと思いますね。
人生長生きすれば、違ったものが見えてくる、味わい深くなってくる。死ぬまで元気に歩むには、日々を少し注意深く生きなさい、とは貝原益軒の思想。そこのところを踏まえつつも、私が手前勝手に益軒の養生訓を解釈して綴ります。当店(養生軒)でお出しするものを、皆さんなりに味わっていただけたら幸いです。 (なお、原文は中村学園図書館が公開しているものを利用しています⇒http://www.nakamura-u.ac.jp/~library/lib_data/a01.html)