2014年1月30日木曜日

花は半開に見、酒は微酔にのむ

 興に乗って、空騒ぎや馬鹿騒ぎをすると、あとで疲れる。調子に乗りすぎずそこそこのところでやめておくほうが良い。ほろ酔い程度でやめておけば機嫌よく過ごせるところが、度を過ごしてつらい目にあった御仁は多いだろう。欲望の赴くままに過ごせば、しっぺ返しがやってくる。

  友人との会食でおいしいものを前にすると、食べ過ぎることが多いが、そのとき充分満足するほど食べてしまうと、後で体に障るものである。 

 貝原流の食に関する養生の要点を、かいつまんで読んでいるわけだが、「楽の極まれるは悲の基なり」というのは、飲食にとどまらず、人生全般に言えることなのだと思いますね。

2014年1月29日水曜日

人身は元気を本とす

 生きているからには、元気であるのが本来の姿。元気でいるためには、日々必要なものを食べ物から補給する必要がある。食は、元気の源である。ただ過ごすと逆に元気を損なうことになる。

  心身壮健で、食べ物を十二分に消化、吸収、利用できれば、きっと長生きができるでしょう。でも変なもの食べたり、偏食したり、食べ過ぎたりすりゃあ、命を縮めることになるねぇ。 

 補給することばかり考えず、補給しすぎの害もちょっと考えないとね。

2014年1月23日木曜日

よきほどのかぎりの外は、かたくつゝしみて其節にすぐすべからず

 好物が出てくると、ついつい食べ過ぎてしまうもの。カレーライスが大好きだった私は、幼いころについ食べ過ぎて、あとになって嘔吐したりしておりました。まさに、食いすぎです。

  腹ペコになったときなどは、かき込むように食事をしてしまいがちですが、これなども食べ過ぎになってしまうことが多いようです。 

 また、消化に時間がかかり、お腹に残った感じがなかなか取れないものは、夕食には適していません。味の濃い肉類、脂分の多いもの、イモ類、にんじんなどは滞りやすいようです。

2014年1月22日水曜日

食をひかへすごせば、やせおとろふ?

 お寺でずっと修行をされているお坊さんが、やせ衰えていくかというとそんなことはないですね。実に元気いっぱいのように思えます。逆に脂肪たっぷりの、生臭坊主のほうがどうも不健康に見えてしまいます。

  人は、食事を控えめにしようと思っても、普通は必要な量を食べるもの。ほとんどの人は、食べすぎということを考えれば、控えめにしようとするほうが、丁度いいのかもしれません。

 しっかり食べないと、元気が出ないよ。というふうにはよく言われますが、現代の日本においては、食べ過ぎの害の方が問題だろうと思います。

2014年1月21日火曜日

夜食する人は、暮て後、早く食すべし

 日が暮れてからも、活動する人が多い現代において、夜だから食事は控えるべきとはいいにくいですね。

    ただ眠る時間が近づけば、食事は控えるのが良いようです。食べたものが消化される前に、床に着くようなことを続ければ、体に負担がかかり、病を引き寄せることになります。

  腹が減って眠れない、なんてことを言う人もいますが、よほどでない限り就寝前の空腹が体に害をなす、なんてことはないと思われます。どうしてもの時は、少量を早めに、という風に心がけましょう。

2014年1月20日月曜日

飯を多くくらへば、脾胃をやぶり、元気をふさぐ。

 ご飯は炭水化物を多く含んでいますから、大切なエネルギー源。でも食べ過ぎれば消化機能を傷害してしまいます。ご飯の過食は、副食の食べすぎより害が大きいと考えられていたみたいです。副食の品数が多いときには、主食を控えめにしさらに副食も少しずつ戴くのがよいです。

  食後に甘いものを戴いたり、麺類を食べたりして、満腹の上にもさらに食べるようなことがあってはいけない。食によって身体を壊す結果になります。食後に何か食べようと思うなら、もともとの食事量を少しコントロールして減らしておくべきです。

  これもまた、分かっちゃいるけど・・・という類のご指摘ですが、確かにそうなんでしょうね。飲み会などがあれば、最後の締めはラーメン、なんて言う人はとんでもないということになりますね。

2014年1月18日土曜日

身を養ふ物を以、かへつて身をそこなふべからず

 身体を健やかに保つために、私たちは食事を摂ります。その食事が逆に健康を損なうようなことがないように、注意する必要があります。食事の内容を吟味して、害があると思われるようなものはいくらおいしくても、口にしないようにしたほうがよいですね。  

基本的には、身体を温めてくれるようなものの方がよいようです。身体を冷やしてしまい下痢をしてしまうもの、気分がすぐれなくなるようなもの、お腹が張るように感じるもの、辛過ぎるものなどは、身体の調子を落としてしまうかもしれません。

  まあ、空腹になった時に自然と食べたくなるもの、というのは身体が欲しているものでしょうから、素直にそれに従えばよいと私は思います。しかし、食べるものが自分に合っているかどうか、というのは常に注意が必要でしょうね。